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​イニシャル A・O

留学形態: 企業派遣(高速道路)

出身大学: 名古屋大学大学院 環境学研究科

専攻        : ファイナンス、ストラテジー

海外経験: 海外旅行程度

 

・Why MBA

学生時代からいつかは海外に出てみたいという思いはありましたが、学生時代は特に英語の勉強に多くの時間を割いたわけでもなく、海外旅行もほとんどしたことがありませんでした。一方で、海外への漠然とした思いも捨てきれず、30歳の時に一念発起して本格的に英語の勉強を開始しました。留学先としては、公共政策といった選択肢もありましたが、チームメートとのディスカッションやプレゼンといった、より実践に近いスキルが身につけられると思いMBAに出願することにしました。

 

・Why Katz

まず初めにKatzのプログラムに惹かれたのは実践重視のカリキュラムになっていることでした。留学以前のキャリアの中で海外と関わることはなかったので、せっかくMBAに留学するのであれば海外のビジネスの現場を直接学びたいという思いがあったので、非常に魅力的なカリキュラムに映りました。加えて、ピッツバーグがかつての鉄鋼の街から医療やロボテックといったハイテク産業の街へと産業転換を成し遂げたという点も大きな魅力の一つでした。インフラ事業に従事しているという仕事柄、一度は衰退しかけた地方都市がどのように産業転換を果たし、競争力を取り戻したのかという点をピッツバーグから学びたいと思い、Katzを選びました。

 

・受験プロセス

入学までは語学の勉強を中心に本当に長い道のりでした。会社が提供している研修制度と自己投資を最大限活用して入学に至りました。

 

2014年10月 日米会話学院 官庁企業3ヶ月プログラムに参加

2015年 7月 社費派遣に選ばれる

2015年10月 翌年の留学を諦め、1年の準備期間を取れるよう会社と交渉

2016年 2月 大学院留学コンサルティングと契約、出願校のリストアップ等は全てお任せ状態で受験勉強に集中

2016年 4月 TOEFL 85点その後伸び悩み

2016年11月 TOEFL 97点(出願スコア)10回目の受験

2017年 1月 GMAT 580点(出願スコア)2回目の受験/コンサルタントと相談しながら出願書類を準備

2017年 2月 Skypeでインタービュー、Katz合格

 

・TOEFL

10回目の受験でなんとか97点を出せました。最後にスコアが出た際は、リーディングの時点であまり手応えが良くなく一瞬諦めかけましたが、どこからか「諦めたらそこで試合終了ですよ」という声が聞こえ最後までやり遂げました。長く大変な試験なので色々とドラマがありますが、諦めずに挑戦し続けることが何よりも大切だと思います。市販の問題集を使った勉強に加え、Berlitzに通学して全体的な英語力の強化を図りました。ライティングの練習に関しては、Fiverrに5ドルで添削と予測スコアを付けてくれるサービスがあるので、それも多用しました。

 

 

・GMAT

もともと文系なのでMathのスコアメイキングにも苦労し、あまり成績が伸びませんでした。地方なので予備校等を活用することができませんでしたが、ある程度コツのようなものもあるので、東京、大阪にお住いの方であれば、独学でひたすら公式問題集を解くより予備校で解き方の解説を習った方がスコアの伸びが期待できるかもしれません。いわゆる純ドメには非常にきつい試験なので、勉強の仕方から実際の試験での解き方まで常にプライオリティをつけて取り組むことが求められると思います。

 

・エッセイ

コンサルタントに添削をしてもらいながら出願書類を整えました。留学準備以前に日本国内でキャリアコンサルタントの資格を取得していたので、エッセイの内容はそれほど苦労することなく纏めることができました。エッセイの作成にあたっては、内容を詰めて行く上でのキャリアカウンセラー的な視点と、英語で仕上げて行く上でのネイティブチェックという2つの視点が求められるので、なんらかの形で第三者に添削をしてもらうことを強くお勧めします。

 

・インタビュー

TOEFLの対策とは別に、1月に入ってからBerlitzで8レッスンほど受講し面接準備を整えました。基本的にはエッセイの内容がしっかりできていれば、内容的な素地はできているはずなので、会話の中でしっかりと自分の考えを伝えることができるように訓練することが大切だと思います。特に英語での面接が初めてという方には、定型の受け答えのようなものもある程度あるので、語学学校や予備校等である程度対策をされるのが良いと思います。

 

・最後に

皆さんが言われることですが、留学までの道のりは長く厳しい戦いでした。200万円程度の自己投資に加え、私生活の多くの時間を勉強に費やしました。留学の勉強を始めた頃に子供が生まれたこともあり、家族のサポートなしにはとても合格までたどり着くことはできなかったと思います。留学に挑戦していなければ、家族との時間をもっと取れて普通の生活ができるのに、と思った瞬間も何度もありましたが、困難を乗り切った結果、日本では得難い経験をKatzでできていることには本当に満足しています。日本の中で生活していて見える日本の姿と、外から見る日本の姿では全く違って見えることもたくさんあるので、ぜひ多くの方に留学に挑戦して、多くのもの日本に持って帰ってもらいたいと思います。

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