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​イニシャル Y・S
留学形態: 企業派遣(化学)
出身大学: 早稲田大学法学部
専攻  : Marketing、Information Systems
海外経験: 海外出張(月1~2回)および海外旅行程度

 

・Why MBA

 入社以来、営業として経験を積んできましたが、営業の仕事だけ続けていてマネージャーになれるのか?と漠然とした疑問を抱き、MBAへ興味を抱くようになりました。その後、新規事業の企画部署へ異動したことを機に、これまで学ぶことを避けてきた経営全般に関連するビジネス・マネジメントスキル、また海外拠点を含む社内の多様なメンバー(製造、開発、購買、経理、法務、etc.)を率いるリーダーシップ、いずれも不足していることを痛感しました。当時の上司が同じく社費留学でMBAを取得していたことから刺激を受け、今後のキャリアのために自身のソフト/ハードスキルの双方を磨き直す機会としてMBAを志すこととなりました。

 

・Why Katz

 卒業後は改めて新規事業の立ち上げにチャレンジしたいという思いから、リーダーシップ向上のためダイバーシティに重点を置いて学校を検討していました。様々な学校を比較する中で、コラボレイティブな校風かつクラスサイズの小さい学校が自分の希望に合うと考えて候補を絞り込んでいきました。特にKatzはクラスサイズの小ささに比して留学生比率が高いこと、体験型のプログラムを多数有することで、多様なメンバーと繰り返し課題に取り組む環境で自身の学びが最大化できると考えていました。最終的にはキャンパスビジット時に、日本人をはじめとする在校生やアドミのスタッフからスモールスクールならではの親切でフレンドリーな校風を肌で感じたことが決め手となりました。

 また上述した当時の上司が、アメリカ子会社のマネジメント層と会話をする際に必ずアメリカンフットボールの話で盛り上がる姿を目にしていたことから、アメリカ「らしさ」を体験できる街に所在する学校であることも重要な基準でした。(自身も古い産業に属することから)鉄鋼業の衰退から主要産業のシフトチェンジにより復活した歴史を持っており、またスポーツや食文化など東海岸らしい伝統・文化を持つ、ピッツバーグという街で学ぶこと自体が大きな魅力であったことも、Katzを選んだ基準です。

 

・受験プロセス

2018年末   社費留学候補生に内定、予備校受講開始

         TOEFL対策&受験を繰り返すもスコアが伸びず停滞

2019年 6月 新たにTOEFL対策講座を受講

2019年 7月 各種MBAフェアに出席、エッセイカウンセラーと契約

2019年 8月 GMATの集中対策講座を受講、GMAT/TOEFLの両立に苦しむ

2019年 9月 GMAT初受験(以後、計4回受験するも奮わず)

         TOEFL/GMAT対策、出願準備を並行して取り組み

2019年12月 GMATのスコアが伸びず、GREへ切り替え(年末対策講座を受講)

2020年 1月 TOEFL/GRE出願スコア取得、計5校へ出願

2020年 2月 インタビュー(Zoom)合格、キャンパスビジット

2020年 3月 進学先を決定

         ※その後、COVID-19影響により、2020年入学を延期しております

2020年 3月〜2021年 6月 Katz同窓とのメールコミュニケーションおよび個人面談。

 

 ・TOEFL

 大学附属の高校出身であったことから、大学受験レベルの英語すらままならないレベルからスタートし、予備校のTOEFL対策講座で受験戦略を身に着けてテストに挑みましたが、80点前後からスコアが伸び悩むようになりました。新たにAndy先生の対策講座を受講し、Reading/Listeningは問題形式に慣れるように過去問(TPO)をひたすら繰り返し、Writing/Speakingは複数の添削講座を受けて対策を行いました。それでも目標スコアに届かず、出願直前の1月にようやく出願スコアを取得できましたが、総合的な英語力の底上げという観点からも、早いうちからTOEFL対策に取り組むことが重要であったと反省しています。

 

・GMAT

 TOEFLのスコアが伸びず苦労していたため、夏ごろからようやく対策に取り組み始めました。結果的にVerbalのスコアが悪いままで、計4回受験しましたが出願可能なスコアが獲得できず、12月にGREへ転向し、Affinityの年末対策講座へ駆け込みました。最終的には満足のいくスコアが取れましたが、TOEFLと同じく1月まで時間をかける結果となりました。GREを受け付ける学校が増えていることもあり、早いうちからどちらのテストが自分に合っているかを見極めて、限られた時間で対策を集中すべきであったと感じます。

 

・エッセイ・インタビュー

 エッセイ、インタビュー対策いずれも、同じ会社からMBAに留学している先輩が過去にお世話になっていたJohn Coukeにサポートをお願いしました。当然ながらすべて英語でのセッションで当初は苦労しましたが、最終的には英語で自分の考えを伝える良い訓練になったと感じます。一方、Resume/Essayのアイデア出しや全体のスコア獲得に関しては日本人のカウンセラーにお願いしても良かったのでは、と感じます。インタビュー対策に関しては、受験する学校の過去の面接データなどから想定問答をあらかじめ作成して練習を繰り返すことで、苦労せず本番に臨むことができました。実際のKatzのインタビューでは標準的な質問が多く、またこちらの拙い英語を真摯に聞いていただき、Zoomでのインタビューでしたが非常に和やかに緊張せず終えることができました。

 

・最後に

 私自身、受験プロセスでは特にスコア獲得に苦労しましたが、最終的には自分の目的に合う学校へ入学することができました。またCOVID-19の影響で入学延期or日本からオンライン受講をするかどうか選択を迫られましたが、1年延期してアメリカ現地で学ぶ選択をしたことも正解であったと感じます。コロナ禍での受験プロセスではキャンパスビジットも難しく学校選びに苦労することもあるかと存じますが、いろいろな学校の在校生にコンタクトして質問してみてはいかがでしょうか。尚、当方を含めて在校生はいずれも家族帯同ですが、基本的に徒歩やバスで買い物ができる住みやすい街で、病院や公園等にも恵まれており子供連れでも全く問題がありませんが、もし気になる情報があればお気軽にお問い合わせください。

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